原始共同体社会
135622 人口増加に伴う贈与の発生と贈与の品
 
base ( 20代 京都 ) 06/10/26 PM11 【印刷用へ
生産力が上昇し人口が増加すると、当然集団間の接触頻度が上がる。

そして集団同士が接触すれば、これまでになかった状況に直面した人類は(サル時代には当然経験しているが)、期待・不安・緊張が入り混じった、充足感が容易に得られない状況に陥る。

そのような状況の中、お互いの集団がこれまでと同じような充足感を得られる共同体集団として存続できるように、贈与が発生したのではないだろうか?

世間では、贈与と交易の発生自体がはっきりと解明されていないようだが、当時の状況を考えても、おそらく贈与の発生が先であると思われる。


また、当時の贈与(世間では交易と言われているが)のための品として、黒曜石・ヒスイ・土器等が全て同列で扱われている事が多いが、それにも多少の疑問が残る。

当時の状況を考えると、絶望的な飢えからは脱出できてはいるが、やはり生活上の中心的な課題は、食料の確保だったはず。
そこに、果たして、装飾品であるヒスイが贈与の品として有効的なのだろうか?

遺跡によっては、黒曜石・サヌカイトといった石器に用いられる材料が中心的に発掘されている遺跡も多いようだが、そのような事から考えてもやはり、贈与の品としては、当初は実用的な石器が中心的であっただろう。



 
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