アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
134333 核開発をめぐる、北朝鮮とアメリカの駆け引きの歴史 1991年から現在まで
 
内藤琢 ( 29 京都 路上人 ) 06/10/15 AM01 【印刷用へ
先日、4月4日にNHKスペシャル「ドキュメント北朝鮮 第3集「核をめぐる戦慄(せんりつ)」リンク」でやっていた内容をまとめました。

※ここにも詳しい⇒北朝鮮の核開発リンク

【1991年】
ソ連崩壊。北朝鮮は、核の傘を失う。

【1992年】
北朝鮮:核査察受け入れ 
→IAEAの査察により、(黒鉛炉から)プルトニウムを抽出していたこと(核兵器開発の証拠)がバレかける。

【1993年】
クリントン大統領誕生。
<米>韓国との合同軍事演習(チーム・スピリット)で、北朝鮮に圧力を掛ける。
<北>NPT脱退。(正式な脱退の3ヶ月前に表明しないといけない。つまり、リミット3ヶ月)

5月、日本海へ向けてノドン発射。
6月、米朝高官協議。その中で、北朝鮮が、アメリカは北朝鮮を攻撃しない事の確約と、過去のプルトニウム抽出に目をつむれ(=核査察するな)、と詰め寄る。

結局、北朝鮮のNPT脱退は取り消し。核査察は延期。

※この頃から、アメリカの経済制裁⇒北朝鮮が核(戦争)をちらつかせるという図式が出来上がった。

【1994年】米:クリントン政権
<米>在韓米軍を強化。
<北>なおも核査察を拒否。
   38度線で軍備を強化。
   長距離砲でソウルを狙い、しかもその事を韓国に公言。
   (外交交渉の場面で、大声で怒鳴っている図) 
   そして、プルトニウム抽出準備に入る。
戦争の危険が高まる。

<米>カーター元大統領が訪朝。一方で、経済制裁に関する決議案を国連に提出。
<北>ぎりぎりのところで、核査察を受け入れる事をカーターに伝える。
   キム・イルソン 死亡。

※この時すでに、核兵器は完成していたと言われている。(NHKではそう言ってた)
この時の合意案が、「米朝枠組合意」。

北朝鮮は、核査察を受け入れる代りに、アメリカから多大な支援を引き出す。
・軽水炉の提供・重油の供給・アメリカが核攻撃しない保証・協議を継続する事
KEDOリンクの発足。

【1996年】
<北>核兵器の開発を継続する。
   パキスタンからプルトニウムの提供を受けていたことが発覚。
   遠心分離機によるウラン抽出に成功。
   (遠心分離機で、地下での高濃縮ウラン開発に着手)

【1998年】
<北>テポドン発射。
<米>対話路線を取る。北朝鮮に食料援助。
   オルブライト国務長官リンク訪朝

【2002年】米:ブッシュ大統領
<米>ブッシュ大統領による「悪の枢軸」発言。リンク
   アーミテージ国務副長官リンクが対北朝鮮政策を担当。
   「クリントンは、北朝鮮に瀬戸際外交がうまくいくと思わせ    てしまった」「北朝鮮に対しては、抑止と封じ込めが必要」
※アメリカはこの時期、アフガン戦争⇒イラク戦争に突入。

<北>ヨンビョン核開発センターを再始動。
   核兵器保有を宣言し、NPT脱退。(軽水炉の提供を求める)
 
 
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