実現論を塗り重ねてゆく
12975 過剰消費のもう一つの理由
 
馬場真一 ( 32 東京 農業 ) 01/10/09 PM05 【印刷用へ
自然充足、共認充足に対する人々の欠乏が、潜在的に高まっているというご意見、私もそう感じます。それが得られないが為の代償行為が必要以上の「過剰消費」であったと思います。それら物で心の隙間を埋めようという行為は、今やむなしさ以外に得るものは無いということに、そろそろ皆気づきはじめているというところでしょうか。

それに代わる充足の場や新たな集団の再生が必要と前回述べましたが、既に活力を失った消費を延命させているもう一つのもの(というより、背景となっているもの)が、システムとしての市場であり、観念としての成長神話ではないでしょうか。
消費を抑えましょうと言ったところで、日々の生産の場である企業はものをつくり、消費を喚起し、成長しなければ存続できない事になっています。あるいは、環境問題を口にする人でも、経済が成長しなくて良いという人は少数派です。(成長しなくて良いという人は、活力論を無視した、別の意味でのドグマに陥っている場合も見受けられます。)

本当のところは、こちらの方も潜在意識は先行していて、誰も不毛な成長など望んでいないのでしょうが、それに代わる社会(例えば創造競争、評価闘争社会)を描けずにいるのだと思います。この点からも、統合理論の必要性を強く感じます。
 
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