南風小僧☆さんの投稿(126067)にもあるように2005年の総選挙の裏側では、世耕氏を中心とした自民党の大規模なコミ戦があったようだが、そのさらに外堀りには外資広告会社とアメリカ金融資本が郵政民営化のシナリオを考えていたようです。
以下「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報」リンクより引用
>郵政選挙を売り込んだのも、小さなところでは竹中平蔵の利権が絡んだ、スリード社という小さな広告代理店であり、大きなところでは自民党をクライアントとしている、電通、BBDOである。
>郵政民営化が参議院で一旦否決されて、総選挙となる8月5日の3日前の8月2日に、アメリカの広告代理店業界のドンである、アレン・ローゼンシャイン Allen Rosenshine なる人物が、突如首相官邸を訪れ、小泉首相と極秘会談を持ったという事実を、いち早く指摘したのは実は私であった。
>このBBDOという広告会社は、現在、日本では電通・博報堂とならぶ、アサツー系の広告代理店を吸収する形で日本に進出しており、正式にはI&S/BBDOという社名である。この会社のクライアントには、自民党もしっかりと入っている。森田実氏の話では、電通もこのBBDOに乗っ取られつつあるということだ。
>そして、ここからが重要なのだが、このBBDOの親会社であるアメリカのオムニコムOmnicom Group という広告代理店は、昨年の衆院選で民主党のアドバイザーとなった、フライシュマン・ヒラードというアメリカの広告代理店も傘下に収めているのである。つまり、このフライシュマンとBBDOは同じ資本で動いているということだ。8月2日のローゼンシャイン会長の訪問は、おそらくはアメリカの在日商工会議所などとの連携した動きだろう。
>自民党の広報チームの世耕弘成などによれば、在日米商工会議所の系列の広告会社である、プラップ・ジャパンという会社が、公式には自民党の選挙戦略を立案したことになっている。ところが、今回の選挙に関しては、これらの広告会社が、共同してチームを作って動いていたというのが事実であろう。
>つまり、電通、プラップ・ジャパン、I&S/BBDO、フライシュマン・ヒラードといった主立ったPR会社が、「アメリカの金融資本のための郵政民営化」を実現するために、大がかりなチームを組んでいて、その総責任者がアメリカの金融資本の命令を受けて動いている、ローゼンシャイン会長であったということだ。
引用終わり
つまり先の参議院選挙の世論誘導は電通や自民コミ戦チームだけでなく、BBDOを中心とした外資広告会社も含めた総動員による世論誘導であったこと。
しかも、「自民派のBBDO」と「民主派のフライシュマン・ヒラード」は共通の資本であるオムニコムOmnicom Groupに支えられているという事実がある。
このことからも選挙ではアメリカの広告産業が裏で暗躍し、日本の政党や世論を操作している可能性が高く、今後選挙でどの政党に勝利が転ぼうがアメリカの意向が多聞に含まれていると考えられる。 |
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