暴走する悪徳エリートの所業
128556 「アメリカに食い尽くされる日本」を読んでB
 
小圷敏文 ( 壮年 大阪市 建築士 ) 06/08/19 PM08 【印刷用へ
アメリカに食い尽くされる日本・・・小泉政治の粉飾決算を暴く・・・
森田実・副島孝彦共著/日本文芸社刊 より
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●西川郵政社長はジェイ・ロックフェラーの傘下?

ロックフェラー家の4代目のジェイ・ロックフェラーは、当年69歳でゴールドマン・サックスを握っている。その会長ヘンリー・ポールソン氏が新しい財務長官に就任し、ゴールドマン・サックスが日本の金融を、つまり、ジェイが日本を握りつつあると副島氏は分析している。

2006年1月23日に、日本郵政株式会社の社長に三井住友銀行前頭取の西川 善文氏がなった。西川氏は、4年前の不良債権処理で当時の竹中平蔵大臣と大激突し、「全国銀行協会は政府を訴える」とまで息巻いたが、その後、竹中大臣に土下座して謝ったらしい。

不良債権処理の煽りを受けて、三井住友銀行は5000億ぐらいの損をして、ゴールドマン・サックスが筆頭株主になったというから、ジェイの配下にある。

三井系も住友系も欧州系ロスチャイルド財閥系と長い付き合いがあった。だから、ロックフェラー=三菱系との対抗上合併したのだ。竹中氏が西川氏を選んで日本郵政株式会社の社長にしたし、ジェイ・ロックフェラーと欧州勢の支援があるので、余程のことがあっても西川氏は簡単には引かないであろう、というのが副島氏の読みである。

●電通、日経新聞はウォール街の日本宣伝機関

5年ほど前には、電通・日経新聞・テレビ東京は一体となってウォール街の「日本宣伝機関」となっていたが、竹中氏もその宣伝部隊の有力な一員であった。

●アメリカのドル安は日本に米国債を買わせる狙い

日本政府は、2003年4月からの1年間で約32兆5000億円に相当するドルを買い、そのドルで米国債を購入した。アメリカ政府はイラク戦費を国民に報告していないが、膨大な戦費調達は日本から、と森田氏はみている。

アメリカは、日米安保条約があるので、それを借金とは考えていない。それは、日米が同盟国だから。日本の富はアメリカに搾り取られるばかり。それが現実。

●日本を「対中国」戦略に利用するアメリカ

アメリカは、中国から譲歩を得るために、日本を反中国で長期的に利用していく。(*今や、マスコミに限らず、反中・反韓を声高に唱える若者が多いが、不思議なことに「反米」の声は聞こえてこない。)

独自の国家戦略研究所を持たない日本は、自力で国家戦略を考えられず、アメリカに全面依存した痴呆と化している。

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