心の本体=共認機能の形成過程
127953 「信じられないミスをする」若者は、対面期待にしか反応してこなかったから!?
 
佐藤祥司 ( 43 設計 ) 06/08/12 AM00 【印刷用へ
若者は「素直なようだが実は自己中」で、「信じられないミス」をする。(127324)という現象は、よく見聞きします。

その原因は2つ考えられます。

一つは、母子関係での“いい子期待収束”。社会から隔絶された密室空間での、母親の期待は“自分にとっての”いい子。子供は(対面の)母親の期待に一生懸命応えようとする。

もう一つは、仲間(いじめ)圧力による表層親和収束。背後に“否定のタブー”意識(84020)があるため。目の前の仲間を否定できない(→肯定しようとする)。表層的に合わせていくしかない。

(因みに、対面では否定できないが、心底では否定しているため、たまたまその人のいないところで仲間(否定)共認が成立すればその人がいじめの対象となる。これがいじめの輪番制の構造では?)

この二つの“対面(期待)収束”意識とそれによる、対面を超えたより深い充足を得た経験が乏しいことが積み重なり、対面の相手には“素直”に反応(応望)するが、先々の充足を予測(=期待)してより高い充足を得たいという予測思考や実現思考が阻害されていると思う。それで、「信じ
られないミス」をする。

これが「期待封鎖ゆえの実感(→共認)なき応望」(66463)という現在の若者に特有の意識の正体であり、「外圧に対して素直ではない」所以ではないか?と思う。

 
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