現代意識潮流を探る
126646 ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには?
 
小圷敏文 ( 壮年 大阪市 建築士 ) 06/07/24 AM08 【印刷用へ
福知山線脱線事故にしても、耐震偽装にしても、日銀総裁のファンド投資にしても・・・・なんで? と思うほどのミスや不始末が多発する傾向が増大している。しかも、老若を問わず、在り得ないようなレベルのものまで出てくる始末!

その原因は、生存圧力を克服して豊かさが実現されてしまったから、というだけでは不十分だろう。というのも、貧困が消滅し供給者優位から消費者の期待に応える物を作らないと売れない消費者優位の時代に転換した(119644)ことによって、生産者・供給者にとっては無限課題化し、考えない者は淘汰される(119121)ようになったこともあって、確実に外圧は高まっているはずだから・・・。

それなら、なぜ事態はこんなにも悪化する一方なのか?

私権時代は、一見ちゃらんぽらんに振舞っているかに見えたサラリーマンも、心底では緊張感を失えば足元を掬われる・出し抜かれるという「警戒心」が注意力を喚起し事なきを得ていた。人前では鷹揚に構えながらも、水面下では努力を惜しまないようなことを「男の美学」の如く受け止める価値観がそれを後押ししていたようにも思う。
しかし、そんな時代を生きてきた中高年も、今や外圧が高まっているにも拘らず、「自分→みんな」という時代の趨勢ゆえに警戒心を解いてしまうだけなら、無能の極みと化したということだろう。

然らば、「役に立ちたい」という思いのある若者にあっては、内圧も外圧も高まってミスなど起こしそうもないはずなのに、そうならないのは何故か?
それは、親子関係においても仲間関係でも、なんでも許される過保護空間と成り、さらに学校までが「『自己中』の生産に荷担する場と成り果てつつある」(124343)ことに由ると云えそうである。

主観的には、「役に立ちたい」といいながら、己の犯したミスが廻りの人達にどれだけ重荷を押し付けていることが分かっていない。相手や周りの人のことまで頭が回らない。ミスを犯しても、呆気羅漢としている。
しかし、このような自己中の極みが、今、世間を騒がせている幾多の人身事故や殺傷事件そのものであると受け止められれば、事の重大さが分かろうというもの。

廻りの人たちに重荷を押し付けて平気でいるのは、「人でなし、人間ではない」という不文律の確立こそが、ミスの歯止めとなり、期待に応える充足へと反転できる契機となろう。
集団内でも社会空間においても、「自己中は人類の敵」という不文律の共認による注意力喚起こそが、破綻状況を突破していく鍵となるのではなかろうか?

 
  List
  この記事は 124343 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_126646
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
290597 厚労省また失態、法案説明の紙でコピペミス〜もはや「ミス」は社会現象。この社会は私権圧力では統合できなくなった! 佐藤晴彦 14/05/25 AM09
227273 【図解】日本企業、不祥事続出の要因 安藤広海 10/02/27 AM09
227254 社会に見られるミス現象(医療界) たっぴ 10/02/27 AM00
仕事で成果をあげるには!??仕事がなんでうまくいかなくなったの? 「路上で世直し なんで屋【関西】」 09/05/10 AM03
仕事で成果をあげるには!??〜仕事がうまくいかない!〜 「路上で世直し なんで屋【関西】」 09/05/08 PM07
192055 不正・不祥事の続出は、指揮系統の末路の姿 匿名希望 08/11/12 PM11
185120 何にもしないで、ミスも無いならOK?! ユミ 08/09/08 PM03
176107 『危機察知能力』⇒新観念の体得⇒共認圧力の場に身を委ねる 麻丘東出 08/05/10 PM07
【ミス撲滅実践編】書類と数字でミスらない確認術 「これからは探求の時代」 07/11/10 PM10
163369 ミスを封鎖できるかどうかは、人類本来の共認充足を再生できるかどうかにかかっている 匿名希望 07/10/13 PM02
ミスをなくすには共認圧力しかない☆ 「これからは探求の時代」 07/07/17 AM02
現実に活きている社内掲示板〜活性化の秘密に迫る〜 「これからは探求の時代」 07/07/12 AM09
143523 「ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには?」を読んで まこっちゃん 07/01/27 PM10
142991 偽装、捏造、隠蔽体質になっている自覚を持っているか? 二力 07/01/21 PM06
若手社員が使えないのは、誰のせい?? 「これからは探求の時代」 07/01/13 PM10
仕事が増えてるって、ホント!?〜仕事1日12時間以上28%首都圏関西圏サラリーマン〜 「毎日のありがとう☆.。.:*・゜」 06/11/27 PM06
134205 自己中を容認してては本源集団は再生されない SevenStars 06/10/14 AM05
133930 個人主義の社風が、ミス爆発の温床となる 矢ヶ崎裕 06/10/12 AM00
133631 世界の中心は、自分。つまり「自己中」。 匿名希望 06/10/08 PM10
131280 日本を代表する企業で、不具合の発生が相次いでいる 矢ヶ崎裕 06/09/18 PM09
130341 海上自衛隊のミス 匿名希望 06/09/08 PM09
128428 人類存亡の危機であることを認識する必要がある 酒井裕志 06/08/18 PM00
127558 【デモ】ミス大爆発、どーする!? 矢ヶ崎裕 06/08/05 PM10
127309 根本規範のよみがえり 阿部佳容子 06/08/03 AM03
127116 不文律の確立の意味するところ 田中直人 06/07/31 PM03
127095  今まさに認識闘争が求められている! STP 06/07/31 AM00
127048 対象への関わり方のスタンスが違う? 秋田稔行 06/07/30 PM02
127015 なぜ「人でなし」なのか 福島健 06/07/30 AM01
126997 人でなし。 島田早季 06/07/29 PM09
126995 社内ネットが機能するための条件@事実の共認とA自我排除の共認 冨田彰男 06/07/29 PM09
126893 社会に出たということ。 前田かおり 06/07/28 PM00
126718 みんなでみんなを変える中で自分が変わっていける 303 06/07/25 PM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには?
トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ
隠蔽・言い訳・誤魔化しの横行によって崩壊する私権体制
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代企業が生き残っていくのに必要な力は何か(前半)
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代、企業が生き残っていくのに必要な力は何か(後半)
自主管理への招待(1)工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。
自主管理への招待(2) 社会は、生産力の転換によってしか根底的な変革を遂げることはできない
自主管理への招待(3) 生産から離脱させ、消費へと逃避させるだけの近代思想
自主管理への招待(4) 「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換
自主管理への招待(5) 否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ
自主管理への招待(6) 実現思考とは何か
自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則
学生に与う1 いま、社会の基底部で何が起きているのか
学生に与う2 私権の終焉と市場の縮小と権力の暴走
学生に与う3 新しい活力源は、周りの期待に応える充足
学生に与う4 先行して共同体を実現した類グループ
学生に与う5 共同体の母胎は女性が生み出す充足空間
学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか
供給発のカギは、ゼロから新しい供給者を育成してゆく仕組み
新概念を使いこなせて、はじめて供給者になれる
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
出来ない、覚えられない
「みんなの成功体験」ならいくらでも積める
対面会議の欠陥
民主主義=会議という固定観念
集団統合の新たな仕組み:対面会議を超えて、全てをネットへ
企業革命の切り札は、社内ネット
経営者への提言:会議から社内ネットへ
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク
共同体企業のネットワークをどう構築してゆくか
『類グループが勝ち続ける理由』〜まとめ〜
協同組合法:出資・経営・労働を一体化した働き方をしている人たちは10万人を越えている
「人口減少社会の衝撃!!これからの働き方はどう変わる?」〜今、なぜ労働法について考えるのか?〜
感謝の心を損なう「有給制度」に代わる、『有給休暇一括買取方式』

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp