今月初頭の滋賀県知事選に対する見解ですが、単なる地方選ということもあり、実はマスコミ自身がその影響力を直接的に行使しなかったという点がポイントのような気がします。逆に言えば、小泉・自民党への支持は見かけより遥かに低く、マスコミの露骨な誘導がなければ、昨年の衆院選のような自民圧勝劇などはあり得ないことを証明しているとも捉えられます。
実際、潜在的にはアメリカ→官邸→マスコミの共認支配に危惧を抱く人々は予想以上に多いはずです。ただ、やはりマスコミの力の入れ方次第で政局が動くとすれば、案外これからの地方選の動向の方が、人々の意識状況を明確に示す指標に近いのかもしれません。
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