採集・漁撈・狩猟から栽培・牧畜へ
125105 農業はいつから始まったか?
 
田野健 HP ( 45 兵庫 設計業 ) 06/07/06 PM11 【印刷用へ
何をもって農業とするかは微妙だが、採取生産と農業が一連のものであることは明らかだろう。採取していれば当然、植物の種類や植生は緻密に観察される。種を湿った土の上で植えれば直に草が生えることは比較的容易に発見できることだと思う。

その意味では狩猟採取時代からすでに自然植生を応用した農業はあったと思われる。しかし農業の始まりを議論するのであれば、食料獲得の過半を農作物という人工物に依存する覚悟を決めた段階であり、裏返せば農業をしなければ集団が維持できなくなった時点からである。

従って、農業の開始は弓矢の発明と因果関係を持つ

弓矢の発明(約12000年前〜14000年前?)

生産力の飛躍的上昇、防衛力の増加

洞窟からの脱出

人口の増大

採取物への依存(栽培技術の発見)

定住化・共同体の大型化

(急激な気候変動:乾燥化)

採取物、狩猟物の激減

人工的に食料を作ることへ可能性を求める
(農業への依存の始まり)
少ない採取物と小規模の農耕生産で生き延びる

ヤンガードリアス期が終了して人口増大、一気に農耕生産へ可能性収束

実際、人類の最古の栽培記録は12000年前頃にユーフラテス川沿いのアブ・フレイラという土地で確認されている。(その後、環境がさらに厳しくなる中で農業という形で発展はしなかったが・・・)
ヤンガードリアス期が始まって1000年経過した時期である。
そこではライ麦・ヒトツブコムギ・レンズマメが登場した。
いずれもわすかな水で生育する。

ヤンガードリアス中期(12000年前)の激しい旱魃期に植物に手を加えて栽培と収穫が繰り返されたことは十分に考えられると思う。
従って以下の投稿より2000年ほど早くなり、弓矢の発明以降しばらくして登場してきたように思います。

>D1万3百〜8千年前 Cの寒の戻りの反動で急速に再温暖化が始まる。寒帯前線がレヴァント地方に雨を降らせる位置に来て、降雨に恵まれた時期。気温・降雨量ともBに近いレベルまで復活したと思われる。この時期にレヴァント地方で、史上初めて農耕・牧畜が始まる。(84104富田さん)
 
 
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