企業を共同体化するには?
124507 共認統合実現の母胎としての縄文(共同体)体質?!
 
小圷敏文 ( 壮年 大阪市 建築士 ) 06/07/01 PM04 【印刷用へ

私権意識が低下し、発想が「自分発→相手発」に転換してくると、自ずと共認回路が再生されて来るようだ。とりわけ、共同体においては、イントラネットが整備されると、その傾向が加速されるということを実感している。

というのも当社では、役割が替わった人材に向けての情報提供は云うに及ばず、他のグループの手がけるプロジェクトの推進に向けてのサジェスチョンなども、部門や地域の壁を越えて発信される頻度が急上昇しているのだ。

そして「期待⇔応合」の回路が繋がり、仲間や集団の役に立てていることが実感できると、その充足感を駆動力にして、廻りをも巻き込んでいくので、忙閑の別などとは無関係に、発想の連鎖が広がっていくようだ。

結果、極めて『マメ』な存在となる。

しかも、トラブル・クレームなどの問題が顕在化すると、一気にその解決に向けて収束していくので、共同体においては、集団的な問題点の『修復力』さえも内在しているようだ。この点は、私権共認による序列集団においては、責任論に収束するのと大違いであることを銘記しておく必要がある。

日本の場合は、他民族による略奪を受けていないので、極限時代から戦前まで多くの共同体が残存した。それゆえに、他者否定や不可能視が刻印される度合いは、近代思想の移入以降のことに過ぎない。

太古以来の共同体においては、生まれてから死ぬまでその集団に身を置くことになることをイメージすれば分かるが、その核心部分は『安心充足』であろう。だからこそ、疑心暗鬼になることなく応合可能となる。

この間の身近な現象事実から、「貧困の克服→私権活力の衰弱→序列共認の衰弱→(本源的な)共認統合の再生」なるものの母胎となるのは、『共同体の再生』にあるのではないか?! 実感する。


 
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