学者とマスコミはグルで頭脳支配
124343 あらゆる圧力を排除する個人主義
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 06/06/30 AM10 【印刷用へ
近年学校現場では我々の世代ではあまり聞かなかった言葉が教育されているようだ。
「相手の気持ちを考えなさい」「自分がされて嫌なことは相手にしないように」。一見もっともらしい言葉である。
しかしよく考えれば、これらの言葉は実に危険であることに気が付いた。一方で相手への配慮を呼びかけると同時に、何であれ相手に不快を与えること=相手に踏み込むことをや圧力をかける事にブレーキをかける言葉でもあるからだ。

実際若い世代の話を聞くと、これらの言葉群は、何かを嫌がっている子供に対して、例えそれがいかに自己中心的なものであっても「そんな、その子の気持ちも分かってあげなければ」という形でその子への圧力を排除する役割を果たしている事例が多い。

収束不全が進行する中、取り分け'90年以降学校現場では観念支配が強まっていく。その中核観念が個人主義である。その中でもとりわけ個人主義の派生物たる人権観念は「個人の幸福」を最高価値とする観念である。そうであるが故に「個人に不快」なものをとことん排除していく。今学校で語られている上記の観念群は、一見本源風を装いながらも、実はこの個人主義思想をベースとしているが故に、この様に単なる圧力の封印装置に摩り替わるのである。

しかし、’70年以降、社会的に生存圧力は衰弱するばかりで、共認圧力こそが唯一の圧力源へと変化している。
その中にあってこれらの観念群は明らかに、その最も重要な共認圧力を排除する役割を果たしている。その結果、本来まともな人間に育てていく任務を持つはずの学校が、旧観念支配によって、逆に無圧力空間を自ら創り出し、「自己中」の生産に荷担する場と成り果てつつあるのだ。
 
  List
  この記事は 122889 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_124343
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
185211 個人主義から生まれた無責任な言葉 汚れなき男 08/09/09 PM02
185050 全うな言葉も倒錯観念に引きずりおろされる、末期的な状況 山田真寛 08/09/07 PM08
145799 個人主義は2重の破壊構造を持つ。 山田太郎 07/02/25 AM06
文科省のいじめ定義改訂??? 「感謝の心を育むには」 07/01/23 PM10
135839 人々の意識次第で、社会はどっちにでも転ぶ。 清水志保 06/10/28 PM11
128723 「体験」も危険な観念 前上英二 06/08/21 PM11
127499 人権観念は「ひとでなし」を生み出す観念 衛藤信義 06/08/05 AM02
127438 閉塞(の元凶)を打破するには。 原田昭雄 06/08/04 PM06
126937 教師こそ過保護存在では? 長谷暢二 06/07/28 PM11
126925 自己中は何か実現できるのか? 06/07/28 PM09
126919 個人主義に染まるほど、活力は出なくなる。 馬場真一 06/07/28 PM08
126822 家庭は最早、安全な空間ではない 大嶋洋一 06/07/27 AM11
126646 ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには? 小圷敏文 06/07/24 AM08
126620 仕事もいっしょ 西村真治 06/07/23 PM10
126589 僕らには自己中と過保護が温存されている かなめんた 06/07/23 PM04
126025 耳障りのよい言葉には注意が必要 浅野信夫 06/07/16 PM06
124610 社会空間から遠ざかり続ける学校 細田卓司 06/07/02 PM04
124552 異常事態 匿名希望 06/07/01 PM11
124525 旧観念は共認圧力を排除する 橋口健一 06/07/01 PM09
124488 『圧力忌避』 06/07/01 AM11
124427 圧力は買ってでも得よ! 佐藤英幸 06/06/30 PM10
124369 自我温存の中で蓋をされた子供達は今・・・。 田野健 06/06/30 PM02
124346 「苦手」はゴマカシ 川井孝浩 06/06/30 AM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
素人の社会活動11 マスコミの共認支配
三文脚本家としてのマスコミ
小泉の支持率と目先の秩序収束
マスコミの煽動報道と、その最後
マスコミのからくり:::露出≒人気
電通を媒介にしたアメリカによるメディア支配
ネット工作員の正体。
特権階級の自家中毒
なぜ学問は退廃するか
あれは、そうだったのか! 学者と報道の謎が解ける
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
それがどうした、いんちき教授!
潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走)
原発:近代科学原理主義者たちの産物
『科学はどこで道を誤ったのか?』(9)近代U〜国家体制に組み込まれ、専門化体制の中で無能化した学者〜
なんで、こんなことになってしまったのか?⇒科学者たちの信じられないアホさ加減
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
「観念力を鍛えるには?」(4) 求道者と解釈者では思考の自在さが全く違う
詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
朝日の捏造・・・1 何らの被害の声も出ていない類塾に、突然襲い掛かった朝日・・・
「報道の自由」を盾に、社会秩序を根底から破壊してゆく者たち。 
国民の「知る権利」を踏みにじる捏造報道
テレビが考える時間を奪う(清水幾多郎)
テレビが人間を愚鈍にさせるというのが科学的に証明された
「小沢を切れ」と合唱する大新聞この国の大新聞は常にデタラメだった
新聞社による偽装の実態〜「押し紙」による販売収入と広告収入の不正取得
NHK解説委員・長谷川浩氏の変死事件
恐るべき全人類監視ツール『Facebook』の危険性
LINEはなぜ無料なの?完全無料の通話アプリが儲けを出す「危険なカラクリ」が分かった。

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp