黒曜石について、少し調べてみました。
関東中部地方においては現在最も分析が進んでいるようで、25000年前頃から箱根産(一部信州産)が使用され始め、12000年前頃から伊豆諸島の神津島産が使用され始めたとのこと。その後、縄文中期にかけて神津島産が増えている。
よく分からないのは、
・原産地の神津島や周辺の伊豆諸島では旧石器時代の遺跡、遺物が発見されていないこと。
・近くで良質な箱根産が入手できるのに、なぜ海を渡ってまでして不便な島の黒曜石を入手したのか?
・神津島では縄文土器は殆ど製作されていなかったが、島からは多量に縄文土器が出土している、のは何故?
どのように理解すればよいのでしょうか?
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