’70年貧困の消滅と私権の衰弱
120702 市場でも‘幻想vs事実’の共認闘争が始まる?
 
土山惣一郎 ( 48 山口 デザイナー ) 06/06/14 AM02 【印刷用へ
 私の関係する業界では、もともと言われたことしかやらないというメッセンジャーボーイ然とした態度はご法度だったのですが、最近ではさらに、自分の好き勝手にやるといった芸術家気取りの仕事姿勢も、クライアントから完全に締め出されるようになってきました。

 供給者優位の市場構造とは「幻想共認さえ形成できたら勝ち」「その幻想共認を商品化できる資本力さえあれば勝ち」という言葉に置き換えることができそうですが、村上や堀江のようなエリート志向のバブル派は、この路線上でさらに格差の旨みを追い求めようとして、結局失脚していきました。これは、供給者=企業の好き勝手は、最早一人相撲にしかならないことを象徴しています。

 今はまだ人々の意識の多くが私的な利便性や快適性などの幻想共認に支配されていますが、肉体破壊や環境破壊の原因が解明されていけば、大半の物的生産は大転換を余儀なくされます。

 供給者優位から消費者優位への転換とは、幻想共認に支配されてきた市場そのものを根底からくつがえす現象であるとともに、幻想共認vs事実共認という共認闘争の序曲だと捉えられると思います。
 
  List
  この記事は 119121 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_120702
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
124353 幻想共認を塗り替える 匿名希望 06/06/30 PM00
124249 消費者が供給者となる市場の可能性 谷崎俊文 06/06/29 PM06
121757 シンドラーから拡がる社会不安の根本は供給者優位の否定。 田野健 06/06/16 PM11
121752 幻想共認のツケ 笠原光 06/06/16 PM11
121745 消費者優位のへの転換とは『必要か否か』の判断の土俵で評価されることと同義である 山上勝義 06/06/16 PM10
121445 市場拡大の停止 かにかに 06/06/16 AM03
121248 「物が売れない」と「社会不全・収束不全」は密接に関係している 匿名希望 06/06/15 PM07
121211 納得出来ない光景 森田政則 06/06/15 PM05
121091 供給者優位から、消費者優位への大転換 ちいこ 06/06/15 AM09
121086 供給者側に求められているもの 末廣大地 06/06/15 AM08
121068 人工物質:個別課題を統合課題へ 田中直人 06/06/15 AM07
121024 供給者の幻想共認を消費者=みんなの事実共認で塗り替えていく 松川洋久 06/06/15 AM03
121018 幻想 匿名希望 06/06/15 AM02
120990 消費者優位の時代は『必要か否か』の根拠が生命 喜田育樹 06/06/15 AM00
120879 資本力優位から認識力優位へ 安西伸大 06/06/14 PM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp