共認心理学:現代の精神病理
119234 今や、私的共認の場こそが自我の温床。
 
福田尚正 ( 32 福岡 SE ) 06/06/08 PM10 【印刷用へ
>問題は、周りから与えられた期待や評価を(頭の中の充足イメージとの対立から)不満視or否定視した場合です。その時はじめて評価(≒共認)捨象・自己陶酔の自我(回路)が形成されます。2662自我の源泉は、共認の部分否定にある」

相手に対する肯定視(相手を共認充足の対象として認識する回路)が形成されていたら、(一時的に)期待や評価が与えられなかった場合でも、「不満視or否定視」は生起しない。まず、相手(の感情)を対象化し、自分とのズレ(自分の中の認識のズレ)を修正しようとする。つまり、相手に対する肯定視が形成されていない場合、不満視or否定視が生起し、自我が形成される。

しかし、だからといってずっと自我が蓄積されているわけではない。普通は、記憶が薄れるのと相まって、否定視⇒自我は薄れていく。自我が、薄れず、正当化され、蓄積され続けるのは、
(1) 旧観念(倒錯観念、私権観念)に支配されている場合
(2) 私的共認の場(自我を認めてくれる仲間がいる)場合

(1)は、旧観念が根拠となっている。
(2)は、部分共認が根拠となっている。

観念捨象・本源収束(仲間収束)の若者を前提に考えれば、旧観念によるケースはまれで、仲間からの同情(本源意識、それ以外の根拠はない)など、単に対象性の欠如を背景にした部分共認(→私的共認)による正当化が多いように思う。
なお、その場合は、私的共認の場を追い詰めていけば、自我を追い詰める→皆への共認を開くことが出来るように思う。

 
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