新しい男女関係(→婚姻制)の模索
108971 闘争の再生と性の再生
 
田中素 HP ( 40 長崎 企画 ) 06/04/13 PM11 【印刷用へ
> 今、男たちに求められること。それは『力の基盤の獲得』に加えて、『自我の性から本源の性へ』認識転換することではないだろうか。(75507)

かつての私権に代わる男の力の基盤、それは、収束不全が生み出す様々な社会的・日常的な不全に対して「答え」を出せる認識力と共認力。新しい力を獲得することで女も安心して男に依存でき、性的にもプラス期待を発信することができる。そのプラス期待への応合充足イメージによって、男の庇護意識発の性情動スイッチが入る。

では、どうすれば男は認識力や共認力を獲得できるのか。というよりも、どうすればそのような強い圧力を創り出せるのか。

男の闘争の原動力として女の期待(縄張り確保期待にしろ不全解消期待にしろ性充足の期待にしろ)が根源にあることは普遍的な事実だから、女からの性充足期待⇒闘争期待という一連の期待は大きく有効な圧力になる。

ただ、自我私権が終焉した今、それが特定の相手のためだけでは圧力として不十分だ。性の衰弱は収束不全のため棚上げにされるくらい深い不全だから、狭い関係の中では「まぁセックスレスでもいいか」という捨象回路が簡単に働くからだ。

逆に言えば、女にとっては、皆の期待に応えて闘える男、そして性的期待にも応えられる男がイイ男だという認識があったとしても、それがある(今闘えていない)特定の男に対する期待である限りは、いつまでたってもその男は闘えるようにはなれないということだと思う。

女からの闘争期待⇒性的期待が総ての男にかかることで男の闘争の再生も本格化していくように思う。そして、それは正に実態を伴う期待あるいは評価であり、仮に男全員が本気で力の獲得を目指し闘い始めたとしても、結果として力の及ばない男は淘汰されていくことになるのだろう。男の闘争の再生と性の再生は、そのように繋がっているのではないだろうか。
 
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