生物の起源と歴史
108462 雄の構造(SRY遺伝子等の圧力構造より)
 
近藤文人 ( 41 東京 建築士 ) 06/04/03 AM00 【印刷用へ
■性染色体
人間の23対の染色体のうちの1対は性染色体と呼ばれ他の常染色体とは区別される。この性染色体の型(X染色体とY染色体の組み合わせ)によって、性別発達の機序は大きく左右される。 これは、Y染色体の上に、女性化を抑制し男性化を促すきっかけとなるSRY遺伝子が載っているためである。

■性腺
妊娠第4週ほどに卵黄嚢に発生した原始生殖細胞は、第6週には下腹部の生殖隆起に移動して原始生殖腺を形作る。この時点では原始生殖腺は精巣にも卵巣にもなりうる。
第7週になって、SRY遺伝子が存在して正常に機能する場合には性腺原器は精巣に分化する。同遺伝子が存在しなかったり正常に機能できないために精巣への分化が起こらないままであると、第11週以降卵巣に分化していく。
この際、多数の因子とその受容体が作用しているので、何らかの障害により精巣決定性遺伝子の有無と性腺分化が食い違うこともある。染色体変異により、精巣と卵巣の中間的な形に分化したり、2つの原始生殖腺のうち一方は精巣に他方は卵巣にと分化することもある。

■脳
脳にも性差が存在する。脳の性分化を決定するのはアンドロゲンである。脳科学の研究成果によると、男児は生まれた直後の2日目ぐらいから生後6ヶ月ぐらいまでの間、成人の半分ぐらい量のアンドロゲンが分泌され、またテストステロン受容体の脳内での分布上の性差がエストロゲンと同じく、海馬・扁桃体内側核・腹内側核等などに見られることが明らかになっている。さらには男性の脳は女性の脳に比べて約12〜3%大きく、脳全体の活動レベル・高次機能でも性差存在が見られる。
(ウィキペディアより)

SRY遺伝子という性決定遺伝子が細胞学、生物分子学で研究されています。そのメカニズムは1990年以降、発見されて以来、あまり解明されていないようです。しかし、男性の脳の性差をつかさどるアンドロゲン生成や性腺を雌雄分化させるのになにらか作用していると思います。

もともと、Y遺伝子は、X遺伝子からの変異体といわれています。その上に位置するSRY遺伝子は、性差を決定つけるものであると仮定すると、SRY遺伝子は、受精卵に対して、何らかの圧力をかけて、雄化を誘発している構造と読み取れます。アンドロゲン自体も有毒で、生物界、とりわけ、人の性分化において、なんらかの外圧を高める状況を受けて初めて雄が雄たる構造が成立してゆくのだと思いました。母親の胎内で、既に、そのような圧力状況に晒され、適応することで、生物上の雄として、体や頭の構造が既に出来上がっているのではないか?と思いました。その意味で、『圧力源そのものに同化⇒自ら圧力源になっていくことで適応するというのが“男”の成立構造⇒適応原理ではないか?』という仮説には根拠がありそうです。追求課題とします。
 
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