社員の活力を引き上げるには?
108146 支えてくれた人 「覚えよう」 と思う気持ち
 
東努 ( 27 大阪 建築士 ) 06/03/27 PM09 【印刷用へ
>現実に目の前で課題が山積していて誰かがやってくれているのを見ても、それでも自ら吸収しようとしない私たち大人の頭は、計算をすぐ忘れる子供よりもひどいんだと自覚すべきでしょう。

 仕事ができなくて誰かが代わりにやってくれてたり、フォローしてもらったりしてる時、申し訳なくて、だけど今の「できない自分」にはどうすることもできなくて、いたたまれなくなってその場を直視できなくなることがある。この行き場のない気持ちをみんなどうやって過ごしているんだろう?

 落ち込んで、反省して、次からはこうならないように!とそのときの自分を戒めるだけ?自分の分野はココまでだから・・・と線を引いて自分が傷つかないようにする?そもそもできないことに気づかないふりをする?あきらめる?

 誰かに助けてもらったとき、それを「恩」と感じてその人の力になる事って実は難しい。助けてくれる人はだいたい自分より「できる」人のほうが多いから。だったら、自分がその人みたいになったらいいんだ。と思うようになった。誰かが今の自分みたいに仕事ができなかったり、ミスったりしてた時、自分がその人みたいに助けてあげれるようになる。そういう視点で仕事を見ていくと「できない」って自分の事ばっかり考えてないで、できる人の仕事っぷりをよく見るようになる。

 そして気づいたことは、「できる人」は自分の「分野」だとか「専門」だとか「ここまで」って線を引いてしまわず、「仕事がうまくいくにはどうしたらいいか?」という視点で仕事に向かっていることがわかる。だから、新しいことをすごくよく勉強しているし、必要なことなら何でも「覚えよう」としている。仕事を何年か続けると自分の専門は「ここまで」と線を引いてそれ以外には口を出さない。それで全体がうまくいかなくても自分のせいにはならないからいいか・・・と「こなす」仕事をして、それ以上は何も「覚えようとはしない」・・・そうやって「仕事」の幅を勝手に劣化させてしまっている人って結構いるんじゃないだろうか?そしてそうやって自分の仕事に線を引いてしまったときから「仲間」の期待にも「社会」の期待にも線を引き、活力を失ってしまうんじゃないかと思う。

支えてくれたみんなの期待が結晶となって私は今ここにいる。

そんな意識で仕事に向かえている限り、どんなところにいても、課題は尽きないし、活力源も期待もいたるところに見つけることができるんだと思う。何か一つ新しいことを覚えるたびに、自分が応えられる期待がまた一つ増えることになるのだから。
 
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