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108104 『必要か否か』 極めて基底的な地平にある判断機能
 
峯川満章 ( 34 奈良 デザイナー ) 06/03/26 PM11 【印刷用へ
この『必要か否か』という判断機能は、存在(本能・共認・観念)を貫く、極めて基底的な地平にある判断機能である。あるいは、全ての生物に備わっている不可欠の生存機能であると云っても良い。
しかし、私権闘争の圧力で満たされた社会では、人為的な私権の強制圧力とそれに基づく共認圧力によって、「私権だけが絶対的に必要」(従って、何にたいしても必要か否かの判断は一切無用)という極めていびつな状態が作り出されてきた。
従って、貧困が消滅し、私権の強制圧力が衰弱すれば、人工的に作り上げられた「私権だけ」といういびつなタガが外れて、生物本来の基底的な判断機能が再生されてゆくのは当然である。(33995 四方さん)

私権闘争の圧力下での消費は、現代の若者にとってはその充足感をイメージしにくい様だ。
確かに「必要か否かという判断は一切無用」という基準そのものが「いびつ」と表現されている事からも当然だと思う。。

しかし、その私権圧力が衰弱して以降、必要か否かという判断機能は再生されたか?というと、劇的に変化したとは言いにくい。
生物本来の基底的な判断機能ということからも分かるように、生存圧力にも及ぶ極めて本質的なものだと理解した方がいい。そうすると、再生されたか否かという事に関しては生存圧力が働いたか否かという事と同義と言えると思う。

現代の消費の中心は、携帯やパソコン、デジタル家電といった高性能な媒体需要です。
多機能で多目的なその道具は共認形成ツールとしての魅力は確かに感じるものの、実際その機能を十分に発揮できているか?という未完成な感覚をどこかに持ちながら、社会不全(共認不全)を補うツールとしてほぼ熟成されている様に思う。

しかしそれ以上に、誰もが必用とする消費対象(媒体需要)となる為には、私権圧力に変わる新たな圧力の形成が求められる。そうなれば、次代の媒体として必要な存在(物)=消費対象となるのではないだろうか?

 
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