現実に対する否定意識が強く、「こうあるべき」という価値観念に強く収束するタイプの人がいるが、彼は、るいネットや実現論を一生懸命読んでいるのに、現実の仕事の場面や露店でも、なかなか答えを出せない。
恐らく現実否定の思考回路に、その原因があるのではないかと思う。このようなタイプの人は、るいネットや実現論に書かれている新認識の観念群も、単なる価値観念としてしか捉えることができない。現実を否定した「こうあるべき」という価値観念は、相手に対する押し付けにしかならないのだと思う。
新認識は、現実を切開し答えを導き出す武器として使ってこそ意味があるのだと思う。しかし現実否定の思考回路の下では、新認識の観念群でさえ現実否定の道具になってしまい、それでは永遠に答えが出せない=みんなの役に立たない、ということなのではないだろうか。 |
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