日本人と縄文体質
106929 西洋の序列意識の変化は?
 
新井重雄 ( 壮年 大阪 営業 ) 06/03/07 PM09 【印刷用へ
昔、雑誌に連載したフランス人と思われる著者の「不思議の国ニッポン」というエッセイを読んだことがある。今でも覚えている内容がある。
 著者が、ニッポンのある知り合いのお宅にお邪魔したときに、いつものお手伝いさんがいないので「お休みですか?」と聞いたところ「いま、休みを取ってフランスに旅行に行っていますの、彼女はルノアールが好きだから今ごろルーブル美術館でも回ってると思いますわ」と聞き驚愕したとの事。フランスではお手伝いさんが海外旅行をしたり、まして絵画を鑑賞しに美術館に行くなど考えられないとの事。お金があるなしではなく、それはエスタブリッシュメント達の世界の話であり、自分達とは関係のない世界の話と考えるのだそうだ。
 他には、日本では飛行機のファストクラスにジーパンをはいた学生が乗ってきて松下幸之助氏(当時まだ存命)と席が隣り合わせになることが十分予想されるがヨーロッパの階級社会ではまず、ありえないとの事。それだけ社会全体に階級意識が染み付いている。その代わりエスタブリッシュメント達も社会のリーダーになるべくして生まれついており、責任意識も強く、その為に努力もするという。
 隅々までその考えは行き渡っているようで、フランスのラグビーの代表チームのキャプテンに20歳そこそこの選手が選ばれたことがあるそうだが、小学校から終始一貫してリーダーとして育てられた選手との事。そんなエピソードにもヨーロッパの階級社会の考え方がカイマ見える。
 日本はその後ますます序列階級意識が解体されて跡形もないほどだが、現在のヨーロッパ社会はどうなっているのか興味深い。
 
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