収束不全:やりたいことが見つからない
106746 授業に出ることに変わるものを
 
ふるてぃ ( 神奈川 ) 06/03/04 PM11 【印刷用へ
自分が通っている大学でも授業の1/3以上欠席すると単位がもらえない(授業は10回程度なので3回まで)とか、遅刻2回で欠席1回分とかいう授業が増えている。というか必修科目になるとその様なものがほとんど。

親の話を聞いたりすると、授業の半分以上は出てなくても単位は貰えてたとか、1回も出てないのに単位取れたとか言っていたので、教授達が強気になっているのは間違いないようだ。

そもそも何でこんなに教授達が強気になれるくらいにまで、大学生の授業への出席率が上がっているのだろうか?

>授業に出席するようになったのは、授業が面白くなったのではなく、まして役に立つからでは毛頭ありません。

とあるように、現在授業に意味を感じて出てる人はたぶん少ないだろう。昔は私権獲得のためのステップという意味があったとしても、今は私権には収束出来ない状況なので関係ないし、やりたいことを実現するためという意味も、そもそもやりたいことが見つからないという状況から考えられないだろう。

では、何のために授業に出るのだろう?

1番大きな原因は、お題の通り「焦りの適応主体→目先収束」だと思うのだが、最近は特に劣化した目先の課題収束と言えると思う。

今日の劇場で、「目先収束して失敗すると、更に劣化した目先収束に向かう」という話が出ていたが、授業に出るということもまさにこれじゃないかと思う。

学生が最初に収束する目先の課題としては、サークルやバイトなどが考えられると思う。しかし、これらに参加したところで物足りなさは消えない。サークルやバイトをしている最中はそれなりの充足感は味わえると思うが、結局それらはその場限りの充足なのでその場を離れた瞬間になくなってしまう。だから余計に不安になって更なる目先に飛びつこうと思うのではないだろうか?

その原因としては、サークルにしてもバイトにしても、そこにある課題はその場限りで社会とのつながり等は一切感じられない。だからその場限りのものなんだと思う。

では、次に向かう目先はと考えてみると、大学生にはもう社会とつながれるような場はないように思う。ボランティアなども考えらるが、それも結局はその場限りでしかないですし。

そう考えると、次に進む道は何もないと思う。1度失敗してるからには積極的に新しいことに進むことも出来ないだろうから、結局は今ある現状をこなす=授業に出るという道に進んでしまうのではないのだろうか。

しかし、とりあえず授業に出る、とりあえず試験を受ける、とりあえず卒業する、とりあえず企業に入るといったように目先の連続で答えが出せるのだろうか?

最近の風潮から見てもわかるように目先ではダメということはみんな既にわかっていること。

だから本当に必要なのは目先にある旧観念の遺産達ではなく、現状を突破するための新概念ではないだろうか。そのためにもるいネットの様なみんなが必要としてるものをみんなで考えて、創り上げていくためのツールの普及が急がれると思う。
 
  List
  この記事は 68500 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_106746
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp