この「人類500万年に亙る共同体社会」の答え版をひととおり読んで、不思議な感覚に襲われた。
そうか、人間は自然や宇宙と一体なんだという、考えてみればあたりまえの感覚・・・・それを深くイメージしていくと、なにか宇宙や自然に包まれ、自分や仲間も含めて混然と一体になったような、不思議な感覚が生まれてきた。なにか根源的で深い安心感、・・いい気持ちになった。
これは精霊信仰の感覚かもしれないし、その入り口かもしれない。
インディアンやアイヌの人たちが、いつも感謝し祈っているのも感覚として分かってきた気がする。彼らは、精霊信仰による万物との共認充足に満ち足りており、だから常に祈り感謝しているのだろう。
彼らは共認回路を万物に対してフルに稼動させており、自我回路を殆ど作動させていない。私権時代人や現代人のように、自我のもたらす不安や不満とは無縁だ。
現代人の共認回路の再生(自我思考からのパラダイム転換)のためにも、インディアンやアイヌの人たちと同化してみて、自然や宇宙と一体になる感覚を深くイメージしてみることは有効ではないだろうか。
一体感をイメージできると、自我思考から放たれて、共認回路が作動しはじめ、安心感が出てくる・・・そんな感じがする。
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