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104633 「騙し・幻想」の市場原理から逃れられない目先収束〜ライブドア問題から〜
 
近藤文人 ( 41 東京 建築士 ) 06/01/26 PM09 【印刷用へ
>市場の真の起源は、私権闘争の抜け道としての、快美幻想の共認、もっとはっきり言えば「騙し」をテコとする私益行為以外には考えられない。(30709)

物をつくる必要がなく、実質の取引のない株取引の世界で、誤魔化しの論理を駆使して成長してきたIT企業群。その象徴たる昨今のライブドア問題。
全く堅実な生産手段を持たない企業が誤魔化しの論理で、ここまで成長した(させた)のは、私自身の目先収束のなせる業ではないのだろうか?

 その中身は、公式に提示されている報告書や決算書を少しでも分析できる(事実を見据えることができる)人なら、一目瞭然に、なにもないとわかります。なのに、社会全般が、目先収束、勝ち組収束、注目を集めたらしまいという注目共認を形成しているが故の結果が、ライブドアの虚構を作り出しているように思います。彼らは、目先のとりあえずの「勢い」を印象付け、その幻想を膨らませることに終始し、実態のない会社を作り、実質価値以上の株の価値を吊り上げ、売り抜け、大儲けをしている。その実態を見れば、幻想共認=「騙し」の行為そのものであると気付きます。

 小泉政権も結局、同じ構造です。実質の成果なく、とりあえず、注目さえ集め、「選挙に勝った」と豪語する中身のなさ。

 さらには、構造計算書偽造問題も、「騙し」のテクニックに他ならない。幻想価値を膨らませて、100u超えのマンションを格安に売りつけるその手法は、私益を肥やす騙しの手法そのもの。それがまともに世間にまかり通っています。

 マスコミも叱り。全ては他人事で、報道という共認支配の頂点に君臨しているという認識なく、「騙し」の報道をいまも繰り広げている。

 一般企業も同じだろう。健康にいい、環境に配慮したなどと多くの御託を並べ、手を変え品を買え、自社の商品を売りつけることに終始する。

 「目先ではだめ」という本質が見えてきたように思います。「目先」とは、結局、市場の幻想・騙しのテクニックで活力をなんとか維持しようとすること。いままでの私権原理の中での活力を見出してゆこうということ。しかし、結局、「目先収束」では、騙しや幻想のテクニックに陥ってしまうだけであること。全ての課題が、劣化してゆく=幻想化してゆくということだと思いました。

 私たちの社会の根本構造が大転換しようとしています。それは、全て次代の可能性を開き、適応してゆくための大転換です。最先端と思い込んでいるライブドアなどの企業ですら、市場の原理から離れなれないのだということをはっきりと認識して、歴史構造を理解して、可能性のある私権統合→共認統合へと転換を実践する時代がきたように思います。
 
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