原始共同体社会
104611 交易か贈与か・・・贈与説に賛成
 
ハリケーンミキサー ( 28 大阪 ) 06/01/26 PM01 【印刷用へ
>さて次の問題は、この時代の上記の貴重品が後半に広がっていたのは、贈与によるものか、交易によるものかどちらなのか、である。

>結論から言えば私は「贈与」によるものであると思う。

社会の教科書には、交易が広い範囲で行われていたという記述があり、私も何の疑いも無しに、そうだったんだろうなーと思っていました。

しかし、考えてみるとおかしいですね。

交易なら、もっと狭い範囲で行われたら十分。それに、消費品である魚や、肉(縄文人が肉まで食べていたかどうか知りませんが)と、石とでは交易の頻度が異なります。

また、広域のネットワークができていないと、近親相姦になるのではという指摘もあります。しかし、遊牧文化では、経験上近親相姦は虚弱児を産む可能性が高いと知ってますが(遊牧文化の影響を受けた中国の儒教では、近親相姦は悪とされている)、そのような文化のない縄文人にとっては無知だったはずです。しかも、日本は古代・中世にも、天皇家では近代にいたっても、近親相姦の風習があったくらいですから、あまり、強力な反論にはならないと考えます。

縄文時代には、大規模な争いの形跡がないことから、やはり共生認識を図るための道具として、贈与がなされていたと考えるのが自然であると考えます。
 
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