本能⇒共認機能⇒観念機能
10400 ニューエイジとは
 
高橋賢二 ( 青年 東京 人材派遣 ) 01/09/12 AM02 【印刷用へ
宮川 悠子さん

>西欧のニューエイジとは、どんな人のことを指しているのか、ぜひ教えてください。

西欧社会と書いたのは僕の誤りでした。西欧だけではなく世界中にいますよ。近年なぜか西洋人の中にも東洋哲学が説く真理を理解できる人が増えているという現象を指して言ったものでした。個人個人のレベルで意識が覚醒し内面の気づきを得てきた人々で、これは魂のレベルに属するものなので、経済発展の度合いや文化の違いなどは全然関係ありません。当然日本にもいますよ。例えば「神との対話」や「聖なる予言」のようにニューエイジ系の本で100万部を超える売れ行きを示している本が出ていることからだけでも相当数いることが伺えます。本屋では精神世界というジャンルに分類されていて書籍も沢山出ていますよ。ネット上でもサイトが沢山ありますし、オフ会などもしょっちゅう開かれているようです。下のページにリンク集を作ってるのでここからたどると沢山見つける事が出来るでしょう。

リンク

ニューエイジとは詳しく言えば、「全てが一つの意識から出来ている」とか「カルマの法則」とか「偶然の一致」のような事実に気付き始めた人達のことです。ですが神への信仰心を持たず祭祀も行いません。宗教色が薄く真理のみを探求している人達です。ニューエイジ系の本では「あなたは神である」というインド哲学と同じ真理が繰り返し説かれています。
ただニューエイジ系の人が精神世界の本を読んで真理に関する理解を深めていくうちに何らかの宗教に傾倒していくことはよくあります。順番としては当然そうでしょう。

>高橋さんがおっしゃる「ニューエイジ」たちは、今どんなところに集まり、どんなことに注目しているのでしょうか。特に、集まる場所に注目したいと思います。

真理の探求なので元々グループを作る必要はないわけです。「自分にとって必要な啓発を与えてくれる本なり人なりとは必然的に出会う。そのタイミングも自分にとって完璧である。」というのがニューエイジの考え方です。全ての出来事は偶然ではなく必然であるという共時性の原理にも気づいているわけです。近代を代表するインド聖者の一人であるクリシュナムルティも、初めは組織に属したり自分で作ったりしてましたが真理の探求にグループで取り組むのは無益だと分かり後に解散しました。個人々気づきのレベルが違うので共に成長していくのはそもそも困難なわけですね。


橋口健一さん

>インドの古代の祭祀についてアドバイス頂き感謝します。少し調べてみるとインドの神様は一説によると数千から数億存在し、一つ一つの神話から祭祀の状況を整理するのは困難なことが判りました。

一見して多神教ですね。ですが実は一神教なんですよ。インド人の80%はヒンドゥー教徒ですが、その知的階級の殆どは全ての神々がブラフマンから生み出されたとする話を信じています。何らかの特定の神を讃えてる人もこの事実だけは認識しています。ですから一神教です。そして前にも述べたようにこのブラフマンが教えを説いた本がインドの最高聖典なんですね。僕は今の時代にあってこの最高聖典やガヤトリー・マントラを日本にいても享受できることの恩恵を嬉しく思います。
インドでは最高聖典であるこの本がない家庭など殆どないし、また殆どの家庭で朝夕のガヤトリー・マントラは欠かさず唱えられています。ヒンドゥーの文献には成立年代や作者が不明なものが多いですが、それはインド人の彼らにとって関心のあるのは具体的な啓示の中身の方だからなんですね。今の時代でもこれらの知識は使うものであり、人生で生かすものであるとする考え方が連綿として残っているわけです。
 
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10692 実践に役立つ原理 橋口健一 01/09/13 PM11
10643 ニューエイジの現在形 宮川悠子 01/09/13 PM09

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