>その結果、若雄では巣離れ本能+性闘争本能>親和本能となって若雄は群れから出てゆく事になります。他方、若雌は巣離れ本能+性闘争本能≦親和本能となると共に、首雄の性的期待も相まって群れに残り、かくして娘残留の母系集団が形成されることに成る訳です。(2194)
若雄における、性闘争本能がそこそこ盛んな時期が高校生や中学生にまで低下した現代社会では、高校生や中学生のときに巣離れ本能を刺激するのが手っ取り早いと言えるのでしょう。しかし、受け皿がない。受け皿がないと、可能性収束できないどころか、犯罪に対する危機感があって危機回避本能によって家庭から出せない出られないといった状況が続くのだと思います。
右辺の親和本能を減らすというのは現実的ではないですし、もう一つ可能性があるとすれば、左辺にも(外への)親和を足すか、左辺に本能以外の何かを考えるかすることで共認機能or観念機能による外向収束を導くことが出来るのではないでしょうか。
>もし親子が一緒に居るとしたらその「同棲」の理由こそが必要なのです。(2194)
まさにその通りで、もし経済的な理由(扶養)が主なものならば同棲の理由にはなりませんし、親の老後の心配が理由ならば子だけでは解決できません。もうそれは自分の親の支援だけをしても答えにはならない社会不全なのです。しかもそれを個人課題にして社会を構造的に把握しないと、経済的にも時間的にも労力のわりには改善しないで疲労閉塞すること折り紙つきです。酒で脳を騙す?
突破口は既に顕在化しています。共認機能と観念機能を強化して世直ししようとする仲間とるいネットや露店や現場で共認形成すればよいのです。 |
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