心の本体=共認機能の形成過程
103458 子供の記憶回路の劣化
 
近藤文人 ( 41 東京 建築士 ) 06/01/01 PM07 【印刷用へ
>『目の前で計算のやり方を教える→その場では教えられたとおりに出来る→次に来たときにはきれいさっぱり忘れている(@o@)』
これは、ある塾の先生から聞いた話です。そんな子が、特殊ではなくある一定の割合で存在しているとのこと。(103220

この西さんの投稿(103220)と岩井さんの(102986「子どもたちの異変」)から、感じることは、単なる覚える、覚えない、誰かがやってくれるという依存心の問題ではすまない状況なのかもしれないと感じました。それは、子供達の記憶回路が、かなり劣化しているように思われるからです。

「記憶する」ということは、当然、過去や現在の身の回りの事象を塗り重ねていき、その記憶を一定の軸にして、同一であると判断したり、差異を見たり、未来予測したりして観念機能を発達させる大元となっています。記憶することは、常に物事に同化して、初めは、「こうするとこうなる」という手順律の学習から始まります。これは、脳(知能)のある程度発達した動物ではある程度可能だそうです。

しかし、現在の子供達は、母親との同化もままならない状況において、自分の周りの全ての対象に対して、同一視すること、深く同化することが出来ない(知らないのかもしれない)ために、記憶回路自体の劣化が進行しているように思われます。当然、記憶回路で記憶することが出来なければ、共感することも相手と自分の期待と不全を重ね合わせる共認機能が退化することを意味します。

脳回路上で言えば、視床下部、脳下垂体の古い脳のホルモンバランスが崩れてゆくということです。
(脳回路と記憶回路の詳しい構造は、46507 「脳回路の2段階構造」参照 )

密室家庭空間と収束不全の時代、母親と子供との間での同化障害が見られる時代において、単なる出来ない、覚えられない、人に依存すればいいということではなく、記憶機能そのものが劣化しているのではなかろうか?と考えらるのではないでしょうか?これは、とても懸念される事態ではないでしょうか?少し心配です??
 
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