日本人と縄文体質
103389 絶対的な支配がヤミ共認を生む。
 
太刀川省治 ( 45 大阪 建築士 ) 05/12/30 PM11 【印刷用へ
>ヨーロッパでは、動物、非ヨーロッパ、非キリスト教徒などを順次疎外していき、さいごに「ほんとうの人間」として残るのは、ごく少数の支配者階級だけです。支配者はあくまで特権階級で、孤高であり、他を寄せ付けたりしません。<(21959)

社会的な関係を超えて会員の利便を優先する秘密結社(いまや有名になってしまった)「フリーメーソン」はいかにも西洋に生まれた組織なのだと思う。中世イギリスの石工ギルドがそもそもの発祥だそうだが、17世紀ごろから貴族階級の参加が増え、現代の支配階級(アメリカの歴代大統領やユダヤ資本)の多くが会員となっているといわれている。

あくまで「秘密結社」?なので内実は公開されないが、元来、支配階級から受ける圧力に対し、(圧力が幾分弱まった時期に)労働者層の自我が結集し社会共認に反するヤミ共認が形成されたもので、根底にあるのは徹底的な個人主義、反権威主義である。やがてその価値観念は近代思想へと収束していった。

共認支配の絶対性がヤミ共認を生み出し、社会共認を突き抜ける現象が私権時代幕開けの略奪集団の登場とダブって見える。
いろんなところで暴露されているのは排他的なヤミ共認が政治や世界経済まで動かしているという説が大半。支配階級を敵視したヤミ共認が後の支配階級となって拡大する自己矛盾もおかしいが、支配共認がまた新たなヤミ共認を生み、排他的な闘争を西洋人は繰り返すのだろう。

「フリーメーソン」や「3K」など、欧米では聞くが日本の歴史に秘密結社なるものはほとんど登場しない。
支配階級がどうあろうと日本の大衆は現実の生活にはムラの共認(掟)を拠りどころにして生きた。個人に収束した西洋とはここに違いがある。身分制度や徴税はそれなりに厳しくとも共認支配が緩やかだった日本では、自集団の共認は個人第一でも反権威でもないから「秘密」にする必要がなく、社会共認を突き抜けることもなかったということなのだろう。

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