女権力の誇大化(あるいは男女同権)というのは戦後に顕著に見られるものでしょうか?だとすると、それはアメリカの占領政策の一貫なのかもしれませんね。大日本帝国の礎は家父長制にあった。その家父長制の下では、男女の役割分担が徹底していた(国家というものを効率的に稼動させうる形で)。ここで女の役割は家庭を守るということに特化されており、社会進出する姿など見るべくもなかった・・・ならば女性に社会進出や男女同権の観念を植え付けることで、この旧態以前の構造をひっくり返してしまえばいい。それはつまり家庭を機能不全に陥れるということ。家庭は国家の基本単位であるから、そうすればこの国が再び脅威となることもないだろう・・・GHQがこんなふうに考えても無理はなかったような気がします。だとすると、アメリカの間接的支配の下では自然が要求しない限り女権力が衰退することはない、という風にいえるのではないでしょうか? |
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