暴走する悪徳エリートの所業
103155 共認形成は皆に開かれた場で
 
田宮昌明 ( 37 兵庫 建築士 ) 05/12/25 PM07 【印刷用へ
>マスコミは市場の拡大と共に勢力を拡大する。つまり市場拡大によって破壊され、喪われた村落共同体の体感共認に対する代償充足の欠乏を栄養源とする。芸能や演劇がその中でも喪われた本源欠乏に代償充足を与えたのに対して、ニュースはおしゃべりのネタ、つまり面白おかしく現実を脚色して発散するという形で、肥大する自我の発散欠乏に照準を当てることから始まっている。(37953)

この根っこに備わる性質は今でも延々と引き継がれている。現に最も視聴者が増えるであろう、年末年始の番組は普段よりもお笑いや、歌を始めとする解脱ものが増えることは間違いないし、この間の小泉ブームも、政治でさえ中身よりも奇人・変人である事がマスコミにとって最も重要であった事を示している。

村落共同体が解体され、都会で個的生活を営む人々をある意味社会と直結させたマスコミの功績は大きいとは思うが、その実は一方的な共認支配でという形でしかなく、評価形成という皆にとっての羅針盤となるべき場を独占した>「評価機関」としてのマスコミが「社会が変わらない」原因だった(95110) という罪は非常に大きいのでは無いだろうか。

マスコミは事実をありのまま報道しようする姿勢は二の次で、>牛乳の害(102095)にもある様に、マスコミはスポンサーに都合の悪い事は一切報道出来ないという側面や、JRの事故>共認形成の場が独占されることが生んだ悲劇(90903) にあるように、事件になるまでなにもできないなど、我々はマスコミによって取捨選択された偏った情報しか受け取れないのである。

マスコミ自らは社会の人々の代弁者であるという認識で居るのだろうが、もはやそんな所には評価形成を任せて置けないと言うところが実感である。事実だけを報道してくれるのなら良いと思うが、現状を見るに付け期待薄である。

>皆に開かれた「場」で、皆の評価によって自前の認識と共認が形づくられていくことが、どんなにすばらしいことか・・・。認識は絶対に必要なものだから、皆の総意という最も透明な評価によって認識が精錬されていくという「るいネット」の在り方が、やはり最もふさわしいと思います。(37960)

と私も思います。

 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
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