否定脳(旧観念)からの脱却
102735 個人の中に住み続ける社会運動思想
 
マー ( 48 大阪 ) 05/12/17 AM02 【印刷用へ
>かつて、自由・個人・権利etcの観念を中核とする近代思想は、輝きを放っていました。しかし、その近代思想も、'60年代を通じて急速に色褪せてゆき、貧困がほぼ消滅した'70年をもって生命力を絶たれ、輝きを失って終います。'70年以後(正確には'60年代から始まっていますが)、一気に思想的無関心が蔓延していったことは、周知の事実でしょう。

この頃の近代思想を中核とする社会運動は貧困からくる不平等感が根幹となっていたと思われます。運動の中身は「自由・平等」が中心でその頃のアメリカからの強制支配からの脱却もその言葉どおり「自由・平等」という信念にそぐわないものであったことは頷けます。
しかし、少なくともこれらの運動は自分の為と言うより、みんなのため、または日本という国を想っての運動であったことも事実であると思います。そして70年頃、貧困が消滅して、これらの運動も自然消滅していったように思えました。

しかし、これらの思想は現在も個人の中で生き続けているように思います。私権の強制圧力が強かりし頃は、私権やそれによる序列に対する不平等感から「自由・平等」を求めていたように、今度は個人の能力や資質による不平等感を揚げ足を取るかのように「平等でなければ。」とか「個人の自由だ。」とかいうようにそれらを覆い隠す方向へと社会は進んできているように思います。

例えば子供達の世界においても、顕著に表れているのが、運動会などの順番をあまり前面に出さないような工夫や成績にしても、相対評価から絶対評価への移行や差の見えにくい評価方法の導入など、子供達を囲む世界での評価がどんどん見難くなっているようです。そして「みんな一緒。」という倒錯観念により子供達を見せかけの充足基調で統合しいるよう感じています。つまり以前はみんなのための社会運動の思想を個人にすっぽりと当てはめたような感じではないでしょうか。

そしてこれらの倒錯観念を未だにばら撒いているのが、仰るように学者やマスコミであり、自分の中に「自由や平等」を求め、社会や自分の周りすら見えない状態の人がまだまだ多いように思います。

>(ちなみに、万人が社会統合という課題を担い得る可能性を秘めているのが、他ならぬこのインターネットなのです。)

やはり、万人という観点で考えると今はこのインターネットしかないと 思います。このるいネットにより多くの人が集まり、個人の中に未だ残っている思想(旧観念)を払拭し、社会を統合する担い手を増やしていければと思います。
 
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