企業を共同体化するには?
101617 会議は懐疑をうむ
 
家村和宏 ( 40 大阪 総務 ) 05/11/29 AM01 【印刷用へ
サラリーマン同士の会話で、よく「今日、会議やねん」という時の顔は大抵はしかめっ面で、嫌なイメージで発言される。その理由は色々とあるだろうが、長い(ダラけている)、ダメ出しをされる、上司の説教が続く、重苦しい雰囲気になる、誰も意見を言わない、‥である。結局時間をかけた割には、何の為に会議を開いたのか、何を話し合ったのか分からないままであり、その後は酒場でのグチ・悪口合戦(私的共認)となるのがお決まりのパターンであろう。

原因は未明度が高い議題であるにも拘らず、明確な「答え」を出せる議長(統合者)が不在である問題と、末端までの課題共認が不十分、という問題に突き当たる。しかるに個人的な責任論(吊るし上げ)や「まぁいいか」というような親和的な空間へと逃げてしまい、会議をより一層不活性なものにしてしまう。

しかしその割には自分が休みの日、あるいは帰った後に「会議があった」事実を知らされると、急に疎外感を感じ、果ては「俺は知らされてない」からと決定された方針に反発して、「平等」「民主主義」という脅迫観念が頭をもたげてくるから不思議である。

結局、会議のメンバーリングや中身の問題とされてきたが、「対面会議」そのものを疑問視する認識はなかった。それは皆が共認形成の重要性を感じながらも、固定観念からくる半ば強制的な「みんな」参加の場づくり、を絶対視していたからであろう。

「会議は懐疑をうむ」という対面共認の構造的な欠陥が浮き彫りにされた今、会議の在り方について新たな認識転換に向かわなければならないのだろう。
 
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