暴走する悪徳エリートの所業
101350 田中宇氏のニュース記事(2004年)
 
佐々木健二 ( 26 徳島 企画 ) 05/11/24 PM00 【印刷用へ
>事実関係が不足しており、まだ仮説ではあるが、アメリカの国益を守るために作られたCIA組織が既にアメリカ政府のコントロールが効かない段階まで来ているのではないか。

CIAというと映画の世界でしかなく、「アメリカ政府がその一組織に過ぎないCIAをコントロールできないって本当??」となにも分からない状況だったので調べてみました。

一年の前の記事ですが

>CIA内部には911以来、ブッシュ政権が展開しているテロ戦争とイラク戦争に反対する勢力が存在しており、彼らは最近、ブッシュ政権のイメージを悪化させ、その分CIAのイメージをアップさせるように計算された匿名の情報をマスコミに漏らして記事を書かせる行為を繰り返している。

>タカ派のウォールストリート・ジャーナルは「CIAはけしからん」という論調だが、CIAのリークによって書かれた新聞記事の内容は、ほとんどの場合、ブッシュ政権の高官によって追認され、事実であることが確定している。CIAによる一連の暴露(情報公開)によって分かったことは、フセインはそれほどの悪者ではなく、実は英米の方がフセインを悪者に仕立て、無実のイラク人を経済制裁や戦争によって百万人以上も死に至らしめる大犯罪を犯していたということである(アメリカ主導の対イラク経済制裁によって百万人が死亡し、米軍侵攻後のイラク側の死者もかなりの数にのぼっている)。

>CIA内にブッシュの再選を阻止しようとする動きがあるのは、ブッシュが再選されたらCIAは分割され、権限を国防総省に奪われて無力化されるかもしれないからだ。

>彼らは議会上院と結託し、「改革」の名のもとにCIAを3分割した上、CIA長官をしのぐ権限を持つ諜報担当の閣僚をホワイトハウス内に新設することで、CIAを潰そうとしている。それを実現するための法案は、すでに上院を通過し、下院での審議が続いている。

>CIAが解体された場合、アメリカの諜報機関の中心は国防総省に移る。「イラクは大量破壊兵器を開発している」という主張の根拠となった情報分析の発信元になったのが、911直後にネオコンが国防総省内に作った「特別計画局」(OSP)だったことを考えると、これはアメリカ自身にとって非常に危険なことだ。

>CIAは、OSPの主張に対して間違っていると警告を発したものの、ホワイトハウスにおける権力闘争に破れた。イラク侵攻が実現した後、CIAの主張の方が正しく、OSPは間違っていたことが確定した。今後、CIAが解体され、国防総省が諜報機関の中心となったら、再びOSPがやった誇張の手法が繰り返されることになる。アメリカの諜報能力は劇的に低下し、間違った諜報に基づく戦争がイランやシリアなどに拡大されかねない。昨今の戦争は、武器の力より諜報力が重要になっているだけに、CIAを潰すことは、長期的にはアメリカの戦力を低下させる。

◆2004年10月15日  田中宇氏リンク
 
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