暴走する悪徳エリートの所業
100808 国際略奪集団による共認支配→マネー経済化と金融支配  
 
井上宏 ( 39 新潟 建築コンサル ) 05/11/13 PM11 【印刷用へ

>この視点に立てば、世界を牛耳っているのはアメリカ本体ではなく、略奪集団である勝組メガ企業とその諜報組織である無国籍と化した情報網であると見ることもできる。(100465)

勝組メガ企業は、情報網(CIAやロイターやAP通信)に加えてマスコミを支配し、その一方で人々をコントロールする支配観念を変幻自在に加工する学者を育て→マスコミを用いて巧妙に流布しているようです。

その巧妙に加工された支配観念が、最終的にはアメリカという国家を動かし、「拒否できない日本」という状態を作り出しているように思えます。

“自由が正しい。”→“規制はジャマだ、市場の閉鎖性を改善せよ。”
“個人が絶対”→“個人が行政を監視できるように司法制度を改革せよ”
“グローバルスタンダードだから、それに従え”

日本の統合階級はアメリカから上記のように言われて成すすべもない。(一般の人々もどこか違和感を覚えつつも明確に反論できない。)アメリカによって作られた支配観念の体系にすっかり洗脳されてしまっているのではないだろうか?

それだけではなく、1980年代以降世界的な賭博的マネー経済を作り出したのも、支配観念を理論的支柱とした各種制度です。

そんな典型例をミルトン・フリードマンという学者とその一派に見ることが出来きます。彼の在籍していたシカゴ大学は勝組メガ企業の大元であるロックフェラー家が設立したものであり、彼らの意図が含まれているのは容易に想像できる。(リンク

以下「拒否できない日本」より引用
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>ミルトン・フリードマンは、1980年に「選択の自由」というテレビ番組を使って自由放任主義を一般社会の視聴者に自ら宣伝した。テレビ報道で信者を爆発的に増加させたキリスト教右派の戦略を真似したのだろうか?
番組の中でフリードマンは、大恐慌が「市場の失敗」というのは神話であり、むしろ政府の通貨政策の失敗によって引き起こされたという自説を展開した。そしてこの「悪しき神話」のために政府介入主義がはびこり、肥大化した政府がアメリカの自由と繁栄を破壊しようとしている、いまこそ政府に厳しい制限を設け、「自分自身で選択を行い、結果について自己責任をとる体制」を取り戻すべきだと主張した。

>フリードマン流の自由主義主張はついに、1981年に就任した共和党保守派のロナルド・レーガン大統領に採用され「小さな政府」というスローガンの理論的支柱となった。フリードマン流の「新古典派経済学」はレーガン政権のイデオロギーという政治的権威を獲得したことでライバルのケインズ学派経済学を圧倒してアメリカ経済学の主流となった。

>フリードマンが在籍するシカゴ大学はその総本山となり、彼自身はその総帥に祭り上げられた。アメリカの各大学の経済学部でフリードマン的自由主義の洗礼を受けた多くの卒業生がアメリカをはじめとする世界各国の財務省、経済省、中央銀行といった政府機関やIMF、世界銀行、OECD、WTOなどの国際機関に就職し、今日の世界の経済をコントロールしているのである。

>フリードマンが論文を発表した翌年、シカゴ・マーカンタイル取引所に世界最初の先物取引市場が認可され、フリードマンは、念願のポンド先物取引を始めることができた。
以降金利、米国債、株式指数など、様々な金融商品の先物取引が次々と上場され、フリードマン的自由主義思想に支えられた国際的な金融自由化の流れにのって、グローバルに拡散していき、世界の経済に大きな影響をふるうようになったわけである。
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フリードマンとシカゴ大学の背後には、国際略奪集団がおり、略奪集団の意図の元に、過激な自由主義思想が作成され、マスコミを通じて支配観念として広められた。
その後アメリカという国家によって、その理論をもとに制度化され今日のマネー経済そしてアメリカ金融支配をもたらした。

アメリカ支配、その根本には国際略奪集団がおり、彼らによる共認支配がある。(フリードマンだけでなく、ノーベル経済学賞受賞者がやたらアメリカ人に多いのも共認支配のための一環だと思われる。)

その結果が、アメリカ上位1%が世界中の富のかなりを占めるような結末をもたらしたのだ。“自由”を共認してしまった効果は凄ざましいものがある。

支配観念を駆使して言葉巧みにしのび寄る彼らを駆逐するには、“自由”という支配観念=欺瞞観念を明確に否定できる、新概念→構造認識と、それに基づく共認闘争が不可欠だ。






 
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