否定脳(旧観念)からの脱却
100074 事実の認識だから外圧に応じて柔軟に塗り重ね進化していく
 
麻丘東出 ( 45 兵庫 環境コンサルタント ) 05/10/30 PM11 【印刷用へ
人間も他の動物と同じように視覚などの五感(本能機能)を通じて対象を認識します。
ただ人間は観念機能があるので、目に映る範囲(五感)を超えて背後にある対象を認識する事が出来ます。
観念をつかって目の前の対象を越え時空を越え現象を認識し、それが何なのか、どうしてそうなるのか、そしてどうするのかを考え、その認識をみんなと共有したりします。
そして本能や共認機能に比べ、観念機能は言葉を通じて事実認識を一つ一つ固定しながら、外圧に応じて柔軟に自在に塗り重ねて変化していく。

ただ厄介なのは、例えば、今や恋愛観念を絶対だと信じ込んだままだと、本音では一向に充足できないのにそこからいつまでも抜け出られないように、
観念機能のもつ固定性ゆえに、外圧を捨象した倒錯観念を固定して認識してしまうと、いつまでも価値観念(固定観念)から抜けきれない危険を持っている。

実現論1_6_05人類の最先端機能たる観念機能は、あくまでも本能回路や共認回路を充足する為にある。もっと簡単に言えば、現実課題に応えるためにあり、行動を導く為にある。>

実現論1_1_03とりわけ外圧が変化した時に、存在の不完全さと進化が顕著に現れるのは当然である。人類の最先端機能たる観念機能による『事実の認識』も同様であって、完全なる認識など存在せず、人類史を通じてより高い適応を求めて無限に塗り重ねられ、進化してゆくことになる>

現実は一定ではなく変化し動いているのだから、認識の前提になっている外圧は一定ではなく常に変化していく。それゆえ現実の外圧を常に対象化しそれに適応するために事実認識を追求し続け塗り重ねていく必要がある。
そしてそれを可能にするには、例えば相手を肯定視していれば相手のことをもっと知りたいという対象視に繋がるように、例えば極限時代の人類は超越存在として畏敬の念をもって自然を肯定視しているゆえに自然を全的に対象視し自然への探究を深めていったように、外圧を肯定的に対象視できるかどうかだろう。

旧い外圧に基づいて固定化された認識を後生大事にしているだけでは現実に適応できない。
私権圧力が無効になれば私権の認識・規範は無効であって、それでもその観念を固定化させていればそれは現実に適応できない価値観念以外なにものでもないでしょう。

20355観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である>

時代は、私権序列原理から共認原理へ大転換した。
私権が崩壊して新しい外圧に基づいて新しい価値観をつくっていこうとしている今だからこそ、そしてその外圧はみんなの意識で形成される時代に転換した今だからこそ、
旧い認識の背後にある旧い外圧の構造を解明して理解したうえで、“人々の意識=期待”対象化し、新しい外圧をつくっていくことが、今何よりも必要な時代になったのだと思う。


 
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