健康と食と医
206819 「立体視」できない子供が増加!テレビ・ゲームの危険性
 
三輪歩未 ( 28 群馬 OL ) 09/05/18 PM03 【印刷用へ
長年、目の追求をしており「視覚情報センター」を運営している、田村知則さんの著書「眼が人を変える」を読んで、衝撃的なことが載っていたので、転載します。

田村知則+小林信也著「眼が人を変える」草思社
-------------------------以下引用-------------------------
中学、高校生の眼を調べていると、数年前にはあまり多くなかったタイプが確実に増えているのを実感します。それは「立体視」の能力の衰えです。高校野球やテニス、大学のアメリカン・フットボール部の選手たちの眼のチェックを何年もつづけていますが、スポーツの最前線にいる彼らのなかにさえ、立体視の感覚が欠落した若者が増えているのは深刻な驚きです。(中略)
そのほとんどは、立体視をするための眼の機能を満たしているにも関らずです。

あくまで推測ですが、これは幼いころからテレビ・ゲームに没頭し、平面の世界を主として見つめつづけた弊害でなないかと思われます。(中略)

野球場に足を運んでバックネット裏から試合を見るとき、投手を見て次に打者に眼を移すなど、視点を移動すれば必ず眼球の調整運動が伴います。カメラで言う「ピントを合わせる作業」です。
ところがテレビで野球を見ていると、眼の動きはまったくべつなものになります。バックネット裏に置かれたカメラからの映像は、実際そこに座っているのと同じように見えます。
けれど、画面上で投手から打者に眼を移しても、眼の調整機能は働きません。画面の風景は実際には、奥行きのない平面ですから、ピントを合わせ直す機能は必要ないからです。
そこで私たちは知らず知らずテレビを見るときには、眼が本来行うべき遠近の調整をしないよう制御しています。
そういう生活習慣が、ある世代以降は圧倒的に多くの割合を占めています。そのために立体視の感覚のない子供たちが増えていると仮説を立てることができるでしょう。(中略)


正面から相手が近づいてくるという立体感覚や奥行き情報は、動物にとって生命に関る最優先の問題です。
ところがゲームでは、立体視の情報が全く不要です。そういう体験の連続で脳が混乱し、これまで何万年もかけて進化させてきた脳の回路や手順を狂わせて故障が生じているのではないでしょうか?(中略)

テレビ・ゲームは明らかに脳の情報処理の手順を変えるよう強制しています。
奥行きの認知は、左右の認知より優先されるか、少なくとも同時に行われるはずです。ところがバーチャル(仮想現実)と言いながら実際は平面上ですべてが起こっているテレビ・ゲームでは、左右の認知が真っ先に求められます。テレビ・ゲームに熱中する子供たちは、知らず知らずのうちに、こうした脳の回路の変更作業を繰り返しているのです。
これが脳にストレスを与え、脳がなんらかの反乱を起こしている。それがキレるという行為を導いているのではないか、とも想像しています。
-------------------------引用終了-------------------------

131661 151406でもテレビの危険性が言われていますが、それをさらに裏付けるものだと思います!
 
  List
  この記事は 151406 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_206819
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
210220 本を読まずテレビからの情報を鵜呑みにし思考能力が欠落した人間が大量生産されている@ 猛獣王S 09/07/05 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp