脳回路と伝達物質
270895 人間の不思議能力「気配」の正体
 
匿名希望 12/11/27 PM03 【印刷用へ
人が近づいてくると たとえそれが見えず足音や息づかいが聞こえなくても気配を感じるということは、誰しも一度は経験したことがあるように思います。

また、この感覚は人間より一部の動物の方が敏感で イヌは飼い主を何百メートルも離れた場所で察知してしっぽを振ることがあるのだそうです。

人の発する気配の正体は何なのでしょうか?

日本経済新聞 2010年1月24日朝刊 11面からの引用です。
─────────────────────────────────
 東京大学生産技術研究所の滝口清昭特任准教授は 人体の周囲を包むように存在する弱い電界(電気力の働く空間)が関係していると考える。これは生体電位と言われる体内の電気的な状態から生じるもので 準電界と呼ばれる。

 《人間を含め生物の体はこうした電界に包まれたアンテナのようなもの》(滝口氏)。準電界の状態は人間が体を動かすと変化する。歩く場合には足の裏の接地面積が変化したり 地面との間で電荷のやりとりが起こったりすることで電界の状態が変わる。

 こうした変化が数m離れた場所にいる別の人間の生体電位に影響を与えることを 滝口氏らは実験で確認している。人体を包む準電界は個人ごとにパターンが異なる。この違いをイヌは鋭く感じ取って 飼い主を認識している可能性がある。

 一方 広林茂樹富山大学教授らは 人間の歩行による電界の変化がどう伝わるかを植物を使って調べている。植物にも生体電位があり 外からの刺激によって変動することが知られている。葉などに電極を付けて測ることができる。

 広林教授らは ゴムの木の生体電位を計測しながら 60cm離れたところで足踏みをする実験をした。すると足踏みのピッチに合致した生体電位の波形をゴムの木から検出した。波形のパターンは足踏みをした人によって異なっていた。

 人の気配が生体電位によって発せられているとして イヌや植物のようにこれを察知する能力は 人間の場合はどこにあるのだろうか。

 滝口氏はそうした未知のセンサー役の候補として 体毛と内耳の二つをあげる。皮膚にある細かい産毛のような体毛の先端は小さな電気刺激に対してもきわめて敏感で ぞくっとするような感覚を引き起こす。物音や空気の動きよりも先に この刺激を感じることもあり得る。

 内耳は《内部にある有毛細胞が振動することによって 電気的な成分が増幅されている可能性がある》(滝口氏)という。五感を超えた感覚に少しづつ科学のメスが入れられようとしている。

関連:気配の正体を探れ!→リンク
─────────────────────────────────

人間に限らず生物は全て微弱な電気を発生させています。歩く場合には足の裏の接地面積が変化したり、地面との間で電荷のやりとりが起こったりすることで電界の状態が変わり、数m離れた場所にいる別の人間の生体電位に影響を与えることで「気配」として察知されるようです。

もし相手の電圧の変化が自然と自分にも伝わっているとしたら、また自分の電圧の変化が相手にも伝わっているとしたら。。。

飛躍のしすぎかもしれませんが、人間の脳にしても神経にしても、その活動には基本的には電圧の変化がからんでおり、そんな変化も自然と伝え合っているとしたら、目には見えないけれどいろいろなコミュニケーションが人と人との間、人と物との間で行われている可能性はありえるのではないかと思います。

よく始原人類やシャーマン,先住民族などは、自然から声を聞いたり、仲間や宇宙との一体感を感じる,離れた距離の仲間との交信を行っていた等いわれることがあります。

もしかするとこれは極限の外圧状況の中で、わずかな外圧の変化,仲間の状態の変化を感知する必要性から発達した感覚機能の一種だったのではないでしょうか。

微弱電流に感応する能力が現代人よりもはるかに鋭敏だった可能性は十分にありえますし、第三の目といわれる松果体との関連もあるように思います。
 
  List
  この記事は 264299 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_270895
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
274052 逆境で進化したって本当? 第16稿 嶋崎あゆみ 13/03/26 PM07

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp